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【お前も鬼滅ファンにならないか?】アニメを一気に見て劇場版「鬼滅の刃」無限列車編に駆け込んだ感想


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Kくん

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はじめに

鬼滅はアニメが大人気だったり漫画が終了したのは知っていたんですが、実は少し前までノータッチでした。

が、映画鬼滅の刃が大ヒットしていることを知ります。そして以下の予告を見ます。

主人公含めて出てくる全てのキャラを知りませんでしたが、直感します。これを劇場で見ないとなんか後で後悔する気がする...

というわけで、Amazonプライムで急いで最初から見始めます。

そして本日夕方、最終話を見終えてそのまま予約していた劇場に行きました。
ちなみに、鬼滅はツイートにある通り最初に見た時は全くハマらずリタイア。一方、改めて見ても13話くらいまではつまらなくはないけど心底ハマっていませんでした。がこのあたりから主人公を囲むキャラの魅力にやられすっかり虜に。少しでも興味を持たれた方はぜひアニメを見て劇場に駆け込んで欲しい。

TOHOシネマの日にIMAXで見る

新宿で見ました。トーホーシネマの日ということで激混みを恐れて予約できるようになった瞬間に予約。

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IMAXで見た

今回は期待していたのでIMAXを選びました。最初のカウントダウンから胸が高まる。
関係者各位、たった二千円弱であの感動をありがとう...

以下、映画の感想も入るのでネタバレ注意。見ていて思ったことです。

雑魚的を倒すシーンさえも楽しい

これは映画ならではだと思います。
最初に煉獄さんが列車の中で敵を切るシーン、どうせ雑魚的だからサクッと倒すんだろうな~と思いながらもアニメーションが抜群で見ていて飽きない。原作の漫画を読んだことないですが、戦闘シーンでわくわくできるのはアニメーションならではですね。

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穴があったら入りたい!

よくバトルもののアニメを見ている時に戦闘シーンをスキップしたくなる衝動にかられるんですが、鬼滅の刃はアニメ含めてアニメーションが秀逸。視点がぐわーんっと回るカメラワークなど、本当に全てのシーンが楽しめました。音楽も最高。

煉獄さんがいいキャラ

第一期のアニメでは、煉獄さんってそこまでスポットが当たっていないですよね。むしろ、最初は禰豆子は鬼なんだから処刑すべし、という主張で視聴者側からすると悪印象でした。が、列車の中で炭治郎を弟子に誘うシーンにて面倒見がいい兄貴肌であることが描写され一気にファンに。正義感があり、敵の襲来に対してもテキパキ指示をするリーダー気質。

また、家族思いな一面も。
父親に柱になった報告をするも「くだらん」と一蹴されます。が、弟にはそのことを正直に伝えながらも発破をかけるいいお兄ちゃん...そして最後の回想シーンにもある通り母親思いのいい息子でもある...。つくづく短い登場期間でも視聴者のハートを掴んだキャラでした。

最初の禰豆子への対応も、正義感故だと思えば全て辻褄が合うんですよね。

炭治郎ネタも安定して泣ける

夢の中に閉じ込められるシーンですが、夢の中では鬼に惨殺された家族も生きていて禰豆子も日の下を歩いています。
それが夢と分かって現実に戻らないといけないのに「ここにいたいな。本当ならこうして暮らせていた。刀を触ることなんてなかった」と悩むシーンは泣けました。そして「いつだってみんなのことを思っているから、忘れることなんてない。どんな時も心はそばにいる」と前を向くシーンは身近な人を亡くしたことがある人ならアニメとは分かっていても頷いてしまいます。

あとは炭治郎の無意識エリアのあったかさに触れ、自分の行いを悔いた結核の方にもグッときました。

結論:最高でした

話としては敵が出てきて戦うだけなんですが、鬼滅の刃は家族を描くのがうますぎますね。

幽遊白書の戸愚呂に似た「武の極みを目指す猗窩座の清々しさ」や、「下弦の壱・魘夢が繰り出す攻撃の圧倒的なアニメーション」、「無意識の世界の善逸や伊之助」で笑わせにきているところや「家族を侮辱された炭治郎の怒り」などなど、見所はたくさんありますが本当に良かったです。一瞬たりとも欠伸をする暇もない、あっという間の2時間でした。

強いていうなら、敵に怒ったり仲間の死に涙を流す人間らしい炭治郎の「人間離れしている優しさ(無意識領域の綺麗さ)」は逆に怖い気もしますが…

というわけで世間の鬼滅の刃のフィーバーに誘われて足を踏み入れましたが、この波に乗る決断をして良かったとつくづく思っています。

原作を読んでしまうと映画化で見る感動が半減してしまうのが嫌なので、次のアニメ放映を楽しみにしつつ本作品を見ながら思った熱い気持ちを大切にまた日常を頑張っていこうと思います。