誹謗中傷ダメ絶対
なんとも痛ましい事件です。周りの関係者は悔しいでしょうね...
恋愛リアリティー番組「テラスハウス」に出演中だった女子プロレスラーの木村花(きむら・はな)さんが23日未明、亡くなったことが分かった。22歳。神奈川県出身。死因は不明で、自殺とみられる。木村さんは番組での行動を巡り、ネット上で激しい誹謗(ひぼう)中傷を受けていた。
これを受けて世の芸能人は「誹謗中傷は相手を傷つけるのでやめよう」と口を揃えてSNSで発信。
が、そういうことを平気でする人は想像力が足りてないだけではなくて「相手を傷つける気満々」でやっていたりするので、性善説だとなかなか無くならないだろうな~と思ったりします。例えば以下のツイートは私も同感で、嫌われながら生きていくことに耐えうる図太さが大衆の前でスポットライトを浴びる人には求められるんだろうな、と。
「誹謗中傷よくない!規制しよう!」って、たぶん「犬は吠えるとうるさい!吠えたら死刑にしよう!」くらい意味のないことで、結局たぶん犬は吠えますよ。訴えられないなぞの悪口スラング(タヒね、等)が発達して、そのあと人間の悪口センサーがより過敏になって、勝手に傷付くように進化するだけです。
もちろん、誹謗中傷をする人が100%悪いんですが、そうは言っても実際そういう人が居る以上はその覚悟で対策を練らないと...
カジサックアプリのカスタマーレビュー
そんな対策を最近目にしました。芸人の梶原さんがやっているYoutubeチャンネルカジサックの専用アプリで。
登録者数は100万人を超える人気チャンネルですが、生放送にて時たま炎上をすると辛辣なコメントがコメント欄を埋め尽くしています。ファンや本人にとっては誹謗中傷に感じるものもあると思います。
が、別途特別映像をYoutube以外で流す取り組みをしているのか専用アプリを出していました。
ここのレビューに並ぶ2つのコメントがすごい。
以下、抜粋です。
課金制度にすることによってアンチはいなくなり心地いい物になっている
Youtubeのコメント欄では、ムシャクシャしたからと通りすがりに噛みついたり、マウントを取ったりする人が居ますが、このアプリ内ではたったワンコインでそういう人が居なくなった
そんなことを思うと、SNSとの向き合い方はひろゆきさんの言う通りなのかもしれません。
SNSは人生の無駄なんだから、余裕のない人は見ないほうがいい。
— ひろゆき, Hiroyuki Nishimura (@hiroyuki_ni) May 23, 2020
余裕のない人でも見て大丈夫なSNSは、無料で誰でも登録出来るところにはありません。
見ず知らずの人からSNSで罵倒される経験はネット空間で発信する以上は避けて通れないと思っていましたが、本件はショッキングなニュースでした。この事件を機に少しでも匿名からの罵詈雑言がネット空間から減ればいいな~と願ってます。
追記
けんすうさんという方の以下の記事はかなり本質をついていて参考になりました。シェアします。
誹謗中傷かどうかよりも、批判の量のほうが問題じゃないかなという話|けんすう
肝の部分を抜粋。
批判している人たちは、何も悪くないんです。だから怖い。1の批判では単なる批判でも、100の批判になると気づかないうちに暴力になってしまうということが起こるのです。
なるほど納得。