思垢メモ
経験したこと、感じたこと





アラサー男子が映画モテキを見て思ったこと


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Kくん

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以下あらすじ

ウィペディアから抜粋。

(起)
藤本幸世、31歳。1年前にやってきた“モテキ”の後も実家で暮らしていたが再び上京し、墨田が興したニュースサイト・ナタリーの面接を受けて正社員として採用された。

(承)
ライターの仕事を覚えながら生き甲斐を感じて働いていた頃、ツイッターを通じてEYESCREAM誌の編集者である松尾みゆきと知り合い、意気投合する。彼女に付き合っている相手がいると知りながらもデートを重ねるが、同棲までしている事から積極的になれなかった。そんな時期に、みゆきの友人である枡元るみ子に告白をされて一夜をともにする。

えっ?映画モテキってドラマの続編だったの?これが初見なんですけど!

でも普通に楽しめた。


コメディかと...

ツイッターのフォロワーとオフ会したら長澤まさみが来た」という部分だけ知っていました。よくネタにもされるイメージだったので、ハングオーバーみたいなギャグ満載の映画なのかと。

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パッケージもこんなんだし

冒頭は、話で聞いてた通り、長澤まさみが来たし明るいキャラクターでもちろんかわいい。テンションがあがります。

が、話が進むうちに気づきます。

これが映画館で放映されていた時にリアルタイムで鑑賞していたとすれば私は10代だったので、今とはおそらく受け止め方も違うだろうな、と思います。主人公の年齢に少しでも近いこのタイミングで出会えて良かった。



ここからが、本題。以下、思ったことです。

作中の女性陣(長澤まさみさん麻生久美子さんガールズバーで働いていた人)に幸せになってもらいたい

そう思えるくらいに、登場する男性陣の精神年齢は幼く、女性の方に感情移入してしまいます。
フィクションとは分かっていても主人公の男性の幼さにモヤモヤしましたが、終盤にインタビューをばっちり記事にしたシーンで救われました。

音楽に彩られた生活

本作は話の展開の中にて音楽が入り乱れてきます。


好きな音楽を聴きながら自然溢れる公園を散歩したくなりました。

日常を切り取る映像作品は良い

よく村上春樹作品を批判する声に「性描写多すぎ」ってのがあります。
でも、自分の日常を思い返せば、TENGAやコンドームというものが視界に全く入らない方が不自然なレベルです。

人間誰だって、恥ずかしさのあまり「シニタイシニタイ」とつぶやきながら早歩きすることありますよね?
そういう俗っぽいところも包み隠さず描かれていてとても良かったです。



エンドロールが最高

いい映画ってのは、エンドロールも凝っているんですよね。
最近だと『クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン 〜失われたひろし〜』のエンドロールが、劇中のオフショットをアルバムでめくりながら進行する演出でいいな~と思っていましたが、それを超えるいいエンドロールでした。

要するに

ところどころピンときませんでしたが(特に最後の泥んこ追いかけシーンとか)いい映画でした。
寝る前に見た映画の感想を、翌日ではなく直後に書ききるくらいに。


いい夢が見れそうです。