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男性サラリーマンが課長島耕作を読んでいて思うおもしろポイント


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Kくん

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はじめに

最近、島耕作を漫画で読んでいます。
同コミックは松下電器ライクな大企業に入社した課長のイケメン男性が主人公ですが、話としては勧善懲悪な点も多く、今のところ楽しく読んでいます。以下は読んでいて感じるおもしろポイント。

語彙力が増える

連載が1983年スタートということもあり、今は馴染みの薄い用語がちょこちょこと出てきます。

ちなみにゲルピンは「金がないこと」で千三つ屋は「噓言家」という意味。
他にも「バタ臭い」など、あまり聞き馴染みがない用語でも上の世代とのコミュニケーションでは今だに現役な用語もありそうなので良いお勉強になります。


処世術に関して考えれる

例えば81話の「I SHOULD CARE」では、会社のカレンダーにお粗末なものを作った後輩の尻拭いをするために、主人公の島と上司の中沢はお客様にあたる人物に呼び出されてます。そしてそこで土下座をして侘びますが、それに飽き足らずに主人公が裸踊りを求められる・・というシーン。

客のおじさんA「裸踊りでもやってパーって盛り上げてくれんか」
島「それはちょっと勘弁してください」
客のおじさんB「罪滅ぼしに来たんやないんか!」
島(冗談じゃない、なんで俺がそこまでやらなきゃならないんだ)
島の上司「裸踊り?それ私の得意芸ですわ!」

そしてこの後、身代わりになってもらった点を謝る島に対し、「客席に呼ばれてみんなの前でお座敷相撲を取らされるんだ。その時思ったよ、大学院まであくせく勉強したことは何だったんだろうってね。マルクスケインズも吹っ飛んだよ」と過去の昔話を交えて話す上司。

いやー、キツイ。今と時代が違うことは百も承知の上で、自分がそんな状況になったら?というところを色々と考えさせられます。

終わりに

異性にもてまくったりどんでん返しがうまく行きすぎていたりと、ぶっ飛んだストーリーではありますが、サラリーマンとして読んでいると色々と心に残る描写が多々あるので男性サラリーマンにはオススメの作品です。