はじめに
という紹介をされていたジャズを題材にした映画を観てきました。
映画『BLUE GIANT』が最高らしいので、明日隙を見つけて見に行くぞ。原作知らんけど。
— 思垢 (@e_output) 2023年2月20日
そして感想は一言、「ただただ泣けた」。なんの涙か分からないけど泣けた。
というわけで、私がグッときたシーンを箇条書きにした後に全体の感想を書いてみます。
涙腺を刺激されたシーン集
・「向こうでなんか食え」と主人公の兄がお金を渡すシーン
(兄弟愛に弱いんだよなぁ)
・宮本大の演奏を沢辺雪祈が聞いて涙を流すシーン
(「たった3年。どんだけやってきたんだよ、あいつ」という名台詞)
・玉田が部屋で騒音を気にしながらドラムを叩いているシーン
(布団をかぶって黙々と練習。かっこいいよ玉田…)
・玉田が「俺のドラムクソだ」と打ちひしがれるも沢辺がフォローするシーン
(玉田のミスの回数を数えた上で「思ったより悪くなかった」というコメント。ヒュ〜。)
・そしてそのコメントを聞いて一人で泣く玉田
(やっぱり玉田が一番好き)
・沢辺がソーブルーの人に「君、全然ダメ」とボロクソに言われるシーン
(周りの人への接し方等にも「人をバカにしている」と見抜くシーンがエグいけどそれがまたいい)
・沢辺との扱いの差に「俺にもクソと言えよ!」と宮本に怒鳴る玉田
(この才能ある二人と玉田という構図だけでなんか泣ける)
・サインをできなかったファンに沢辺が誤りに行くシーン
(「謝りたくて。また来てください」….沢辺もいい奴なんだよなぁ…)
・代理出演のために「一旦JAS抜けていいか?」と沢辺が二人に伝えるシーン
(そしてその出演でソロをばっちり決めるシーンも最高)
・ソーブルーの人が沢辺の事故を受けてもJASの出演に向けて動くシーン
(「できることを全部やるぞ」で涙腺崩壊。かっこいいおじさんいいよね。)
・二人の演奏でソロドラムをばっちりキメる玉田
(あのおじいちゃんが映った時にこっちも泣いた)
・エンドロール後の宮本と沢辺の電話
(「早く治せよ」「大、行け」…いい映画だった…)
感想
いやー、個人的にはスラムダンクより泣けました。思い入れのあるスラムダンクを初見のブルージャイアントが超えるという自分でもびっくりな結果です。
同作品、漫画1巻から描いていない都合で“主人公がジャズに傾倒する様子が描かれていない“という批判もあるようですが、全く気にならない程度に没入できました。
ただし、やっぱり原作を知っている人の方がより感動できるのかも?とも思ったり。気が向いたら原作読んでみようかな…。
そして、同作品に対する厳しい声の一つである「CGがダメ」という点ですが、個人的にはそこまで気になりませんでした。それくらいに音楽や脚本に圧倒され、終始涙目で見終えてしまう作品。これは人に勧めれます…。
終わりに
何気なく見に行った作品にここまで泣かされるとは。
映画『BLUE GIANT』が良かったので、サックス吹き&アニメに疎い父親にもオススメしといた
— 思垢 (@e_output) 2023年2月22日
若者の青春劇に、自分も頑張らないとな〜と力をもらえました。オススメです。