はじめに
金融リテラシーはそこそこある方だと思っていた私ですが、タイトルの同書が気になったので読んでみることに。
結論としては、キャッチーなタイトルの通りにかなり読みやすく、気になる疑問をズバズバ解説している良書籍でした。
以下は印象に残った箇所や感想など。
印象に残った箇所
- 育児休業期間は厚生年金の保険料が免除される
- 会社経由で年金事務所に提出が必要
- 免除分は納付されたとみなされ休業前の給与に基づいて年金額に反映
- iDeCoとつみたてNISAで3000万円を達成するロードマップ
- 一般NISAが2024年から仕組みが変わる
- 新NISAはつみたてNISAと現在のNISAの二段構造になり、現在のNISAではOKな高リスクな銘柄は対象外となる
- 厚生年金の保険料は31等級に区分されている
- 自分が支払っている保険料は「ねんきん定期便」で分かる
- 基礎年金は長さのみで年金額が決まり厚生年金は等級が上がると払う年金も受け取る年金も増える
- 離婚後は妻は夫の年金の一部を受け取れる(離婚時の年金分割制度)
- 婚姻期間の厚生年金は夫婦が共同で負担したものという前提がある
- 妻側の請求があれば婚姻期間中の厚生年金記録の1/2が離婚後も妻に分け与えられる
感想
年金を支払うメリットなども丁寧に解説されていて、税金周りで納得感を得ることができました。良い書籍。
年金払うのやめたいけど、まぁそういうもんと思って諦めてる
— 思垢くん (@e_output) July 25, 2019
また、自分が毎月どれくらい年金で払っているのか?と言われると即答できない面もあるので、税金周りのお金の出入りもきちんと把握しておいた方がいいよね・・と再認識。確定拠出年金制度なんかもあったりするので、自分が将来いくらくらいもらえるのか?は抑えておいた方がいいですよね。
ちなみに某銀行のウェブページでシミュレーションをすると
- 老齢厚生年金:12.1万円/月
- 老齢基礎年金:6.4万円/月
- 合計 18.5万円/月
とのことでした。へぇ~。
終わりに
お金のことは誰も教えてくれないので、自ら情報収集していかないとダメですね。
今は持ち家がないのでお金を貯めていますが、もろもろが落ち着いたらiDeCoも始めようかなぁ..。