青春ど真ん中にワンピースがいた
高校は電車通学でしたが最寄り駅の改札近くにコンビニがあり、そこのコンビニはジャンプが裸で山積みになっておかれていました。というわけで、お金がなかった当時はありがたく立ち読みする日々でした。
なんなら、月曜日はそこで立ち読みする時間を入れて少し家を早く出るくらいに生活に根付いていた少年ジャンプ。
月曜日の朝なんて世間一般でいうところの憂鬱のピークなのに。少年ジャンプには本当に助けられてたな~と思います。
当時は色々と読んでいたものの、一番楽しみにしていたのは『ワンピース』。
確か高2あたりだと思いますが、エースを巡る頂上決戦編が連載していた時。
白ひげの船が水面にドバーンと乗り上げてきたシーンは、興奮しすぎて漫画を持つ手が震えたのをふと思い出しました。
中田さんのスラムダンク動画
そんなことを思い出したのは、ジャンポリスという番組にてオリラジの中田さんが少年ジャンプ展という展示にてスラムダンクのパネルを見ながら感極まるシーンを見た時です。
リアルタイムでスラムダンクを読んでいたんでしょうね。そして最後の山王戦にて号泣します。
最後に
その感動(当時ジャンプを通して受けた感動)が今の自分を作っている
と言いました。分かる。
感動が今の自分を作っている
確かにその通りで、当時の熱い気持ちが自分を作っているし、これからもそれは「青春」という思い出補正もかかって心に残り続けるんだろうな~と思います。
実は私も第三部に一人で行ったんですよね。六本木の森ビル。
ジャンプ作品の中に、好きな漫画は数あれど、それこそスラムダンクや幽遊白書はワンピース以上に好きなんですけど、やっぱりリアルタイムで読んでいた漫画のなつかしさを味わいたくてVol3を選びました。スラムダンクや幽遊白書は、大学生の時に漫画喫茶で一気に読んだんですよね。
ワンピース、NARUTO、ハンターハンター、アイシールド21、懐かしい展示を見ながら高校生時代に立ち読みしていた日々を思い出して泣きそうになりました。(本音を言えばVol2も行けばよかった...)
終わりに
コンビニで手を震わせた日々からは年を取りましたが、感受性は鈍くなる一方というわけではないと思っています。
高校生の時に熱くなったコンテンツを今見ても冷めた目で見てしまうこともあれば、高校生の時にはなんとも思わなかった作品を大人になってから目頭を熱くさせて鑑賞したり。以下のサウンドオブミュージックなんて最たる例です。
年を取るにつれて、目の付け所やグッとくるポイントは変遷していくのだとは思いますが、それもまた人生の楽しみということで引き続き心震える体験を積み重ねていきます。