育休明けにポジション外し
以下のツイートがバズっていてリプライ欄には「会社は最低!」「会社を訴えるべき!」と盛り上がっています。
【悲報】みんなーーーーー!!!聞いてーーー!!!2週間の育休(有給)とった旦那氏、今のポジション外されて異動になったよー!!!!!!!!!!!!!!!
男性が育児に積極的に参加すること、素敵だと思います。そして、それがきっかけで自分のパートナーが不当な評価を受けるのであれば心がもやもやする気持ちもとてもわかります。
旦那が育休とったらネガティブな評価されたという話、個人的な見解があるので記事に書きたい、
— 思垢くん@ブロガー (@everyday0utput) July 2, 2020
でも私が思うこと
育休で休んだ旦那氏にマイナスな評価がつく点には憤りを覚えながら、育休で休んだ旦那氏の仕事の穴を埋めた別の社員にはぜひプラスの評価がつくといいな〜と素朴に思います。
仕事が持ちつ持たれつなのは当たり前ですが、そうはいっても穴を埋めた社員さんも誰かにとっては大切な人で、家にはその社員さんの帰りを待つ家族がいるかもしれませんし、そもそもその人にだって介護する家族がいるのかもしれません。
そんな中で、企業が社員に支払える金額が一定なのであれば、穴を埋めた社員さんの評価が上がった分だけ育休で穴を開けた旦那氏の評価が下がるのも仕方がないとも思ってしまいます。そして、そんな姿勢の会社の方が個人的には居心地がいい気がしています。
考え方にもよると思いますが、育休で休んだ人やそれをカバーした人に対する評価が1mmも変わらない企業ってそれはそれでフェアじゃないですよね。育休期間は本業以上に大変そうですが、企業やチーム視点で言えばそこは評価エリア外です。
小泉氏は育休に関し、「『休(み)』という言葉が入っているが、休みではない。子供を育てるという大仕事をやっていることを(世の中に)広げたい」と説明。 https://t.co/kMd90TuilE 久々に良い発言
— 思垢くん@ブロガー (@everyday0utput) January 30, 2020
育休で休んだ社員とその穴を埋めた社員、どっちを評価する会社が健全か?という観点で見てみると、そんなことを考えてしまいました。
そして、今は会社と個人の結びつきが弱くなってきるので「10年やってきて積み重ねた評価を2週間でくつがえされるのは気に食わない」と思えば別の会社に行くことができる時代です。
終わりに
結局社員が育休をとっても企業やチームからすると、仕事は減らないは人は増えないではいいことないのが根本な気がします。
なので、育休で社員を休ませた会社に国が大判振る舞いで補助金を出すみたいな仕組みがない限りは歓迎されないのは仕方がないですよね。これは育児に限らず介護にでも当てはまる話で難しい問題です。
というわけで、私は評価が下がることを受け入れながら迷わず仕事を放置できる心と財布の余裕を持てるよう研鑚します。そして、そのような決断をして休んだ方のフォローは一生懸命して気持ちよく休んでもらえるよう頑張る所存です(評価アップ狙い)。