アドセンスをクリックしてくれてありがとう?
とあるブログに アドセンスの広告クリック率を上げるために みたいな事が書かれていて思ったことをメモします。
確かに、ブログで収益を上げる肝は、それがクリック型でも成約型でも、広告を踏ませることにあります。
不評広告世界ランク1位の、透明で下からスーッと上がってくる広告なんて最たる例ですよね。
誤クリックであろうとなんであろうと、広告を踏ませるのである、というぶれない覚悟、嫌いじゃないです。
でも、アドセンス広告のクリック率というのは大抵1%未満だと思います。
グーグルはユーザの趣向に沿った広告を提示するものの、そうはいってもそのユーザはその記事が読みたくて滞在しているんですもんね。
広告を踏むということは、その記事から一時的に離脱することになります。そのまま帰ってこない人もいると思います。
たまに、「クリックしてくれた人ありがとう!」みたいに発信している人いますけど、個人的には途中の広告誘惑に負けずに記事を全部読んでくれてありがとう!一生懸命書いた甲斐がありました! の方がモチベーションとしては健全な気がしています。
クリックした人は別に記事主を喜ばせようとクリックしたわけではなく、たまたま興味がある広告が出てきて記事を離脱してでも中身を見てみたくなった だけ。それ以上でもそれ以下でもないので、記事を見てくれてありがとう広告のクリックは好きにしてくれ くらいの感情で良いのではなかろうか。
— 思垢くん@散策芸人 (@everyday0utput) November 21, 2019
つまりアドセンス広告をクリックさせるには?
さて、もう一度整理します。
おもしろそうな記事はやはり続きが読みたいので、記事の間に挟んだ広告なんてクリックしません。
おもしろそうな関連記事があれば、やはりその記事が読みたいので周りにある広告なんてクリックしません。
そして、閲覧者は満足し、風と共に去りぬです。広告はクリックされませんでした。
では逆に言えば、広告をクリックさせるのに必要なのは 閲覧者を離脱させる気満々にする 内容と言えます。
ん~、途中まで読んだけどつまんないな、ん?アマゾン今セールしてるの?ぽちッ
とか
関連記事、どれも引かれないな。別のネット記事見るか。ん?UNEXT30日無料でできるの?ぽちッ
とか。
つまり、広告クリック率は低ければ低いほどいいブログ説 というなんとも皮肉な事態が発生します。
そんなことを考えると結論としては、クリック率なんて気にせずむしろクリック率低いことを誇らしく思う、くらいがちょうどいいんでしょうね。アクセス数の多さ、離脱率の低さ こそそのブログの価値です。
クリック率の低さこそ正義
— 思垢くん (@everyday0utput) August 23, 2019
指定した広告(アフィリエイトのような)が常に出るのであれば、クリック率は記事の設計要素ではありますが、どんな広告が出るのかは神頼みなアドセンス広告でクリック率を追い求めるのは本末転倒と思っているので、クリック率の低さで悩んでいる人に届けばいいな~と思い言語化しました。以上です。